「優しい人が好き」という女性の意見を信じて涙した人へ

恋愛教材や恋愛ブログをあれこれ読んでいると

女性の言う「優しい男が好き」は信じるな

とか

「優しい男が好き」は建前だ

みたいな切実な意見をあちこちで見かけます。

どうやら、「優しい人が好き」という意見を鵜呑みにして涙した男性が数多くいるようです。私も女性を20年以上やっているので、「どんな男性がタイプ?」と訊かれて「うーん、優しい人かな」と返したことは星の数ほどあります。

これまで何の気兼ねなく使っていた言葉でしたが、男性サイドから見るとあまり良い言葉ではないようです。罪滅ぼしになるかはわかりませんが、この「優しい人が好き」の裏側を書いてみようと思います。

「優しい人が好き」という女性の意見を信じて涙した人へ

※この記事に関しては、あくまで私自身の本心になります。そのため、あなたが落とそうと思っている女性全員も同じ思いであるとは限りませんのでご了承ください。

好きになった男性の優しさが好き

まず「優しい人が好き」と口にした時、本心で何を思っているのかをそのまま書いてみます。

相手 「どんな男性がタイプ?」

私 「(あー、恋愛話ね。本当は●●で▼▼で××な人が好きなんだけど、雑談レベルのこの会話でそこまで深く語っても意味ないし、とりあえず無難に)優しい人が好き(って言っておけば十分かな。さすがに●●で▼▼で××だとこだわりが強いし、引かれても困るし、このあたりの回答がベストだよね)」

です。

無難だからです。「優しい人」は人類共通で好印象を抱かれる人です。

さらに言えば、「優しい人が好き」と言っておけば、相手の男性から「そうか、ありすさんは優しい人が好きなのか。ということはきっとありすさんも心優しくて素敵な女性なんだろうな」と思われるかもしれない、という下心もついています。

いくら自分の好みのタイプがあったとしても、相手の男性が目の前にいる状態で

  • 「実はドMの男性が好きなんですよね。私Sだから色々つついていじめてみたいです」
  • 「実はどうしようもないダメ男が好きなんですよね。私がいないと何にもできないくらいのダメさだといいですね」
  • 「実は太っていてワキガの男性が好きなんですよね。トトロみたいなおなかにダイブしてワキに顔をうずめて眠りたいです」

みたいな趣味に走ったセリフは言えません。印象が悪くなる可能性のほうが高すぎて、無理です。

合コンであれば、タイプを狭めてしまうことでチャンスを逃してしまうかもしれませんし、会社や学校などの閉鎖空間であれば、言いふらされたら何が起こるかわかりません。だから、無難な「優しい人が好き」は多用されます。

よく、「女性の言う優しい人とは、女性以外の他者にも優しい人」のような意見もちらほら見かけますが、私と周囲の女性の男性遍歴を見ていると、ちょっと違う気がします。

優しい人が嫌い、というわけではありません。そうではなくて「好きになった男性の優しさが好き」なんです。

…わかりますか?

相手の男性がどんなに飲んだくれでDVでヒモだろうと「私のために優しくしてくれた」ことがあるのなら、その人は優しい人なんです。短気で喧嘩っ早くて浮気性だろうと「私のために優しくしてくれた」ことがあるのなら、その人は優しい人なんです。

DV夫と別れられない妻の言い分として「でもあの人優しいところもあるから」「でもあの人良い人だから」はベタです。惚れた男がどんなタイプであろうと、たった一つでも優しさがあればその人は優しい人になります。

なんでそんなに優しさを求めるんだ? と不思議かもしれませんが、「優しくしてくれること=自分だけに向けられた愛情」だと思っています。例外もいますが、要するに「自分だけを愛してほしい」んです。

強く、私だけを愛してほしい

よく、「女性にはレイプ願望がある」という言い方がされますが、大前提としてありません。

もう少し正確に書くなら「好きな男性との荒々しいセックスプレイには興味がある」程度です。

プレイとしてのレイプです。ガチではありません(ここ大事)。信頼のおける相手とのプレイとしてのレイプです(大事なことなので2回書きました)。

だれかれ構わず犯されたいわけではありません。実際にされたら恐怖心しか湧かないためトラウマになりますし、それ以前に犯罪です。加害者・被害者の関係にしかなりません。

「女性にはレイプ願望がある」なんて都市伝説です。ガチのレイプじゃなくて、「好きな男性とのプレイとしての荒々しいセックスに興味がある」程度です。言い換えれば「それくらい強く愛されたい」「私を見て欲求が抑えられなくなるほど愛してほしい」ということになります。

男性向けの年齢指定動画とか、漫画とか、男女間のそれらの構成は全く異なっています。

男性向けだとオジサンとか、触手(人ではないもの)とかが女性の相手をしていますが(注:あまりしっかり見たことがないので思い込みだったらスミマセン)、女性向けでそういったパターンはあり得ません。

女性の相手には「年齢・職業・ヘアスタイル・身長・性格・顔・体型(きりがないので以下略)」といったかなり細かい「人物像」が設定されており、そういった男性が女性の相手をします(このあたりの男女間の比較は「性欲トラップ」に詳しいので、お持ちの方は参考ください)。

これは何を指すのかというと、「その特定の男性限定で愛されたい」ということです。アダルト業界も商売ですから、売れるものを作らなくては意味がありません。動画でも漫画でも、相手男性のプロフィールが事細かに作りこまれているのは、そういったものを女性が求めているからです。

で、こういうのを何も知らない男性が見ると「そうか!女性にはレイプ願望があるんだな!」と若干ズレた解釈をします。典型的な勘違いですのでお気を付けください。

好きになった人がタイプ。は本当

「優しい人が好き」という言葉と並行して「好きになった人がタイプ」という言い方もよく聞きます。これを本音で解説すると、

相手 「どんな人がタイプ?」

私 「(正直どんな人が好きかよくわからないんだよね~。なんか、この人! って思うときもあるし、話しているうちになんとなく好きになることもあるし… あー、どんな人がタイプなんだろう? よくわからないからとりあえず)好きになった人がタイプかな(って答えておこう。うん。間違ってない)」

です。

あなたも経験があるかもしれませんが、「優しい人が好き」って言っていた女性に限って、実際に付き合っている男性はオラオラ系…ということは良くあります(経験済)。

言い古された言葉ですが、女性は感情で生きる生き物です。男性のように理論的な生き物ではなく、感情が高まれば恋をします。

女性の感情を高めて恋に落とす方法は「恋愛初心者のための教材選定ガイド」内の教材がさんざん解説していますので割愛しますが、相手女性のタイプでない男性でも感情さえ高めれば落とすことができます。

実際、私は独身時代に「なんでこんな人を好きになっちゃったんだろう?」という経験を数多くしてきました。不安だったので周囲の女性にも聞いてみたところ「あるある! タイプじゃないのになんで好きになったんだろう?って思う!」「顔とか全然好みじゃないのに何でこの人だったのか、たまに考える」みたいな賛同が得られたので、女性共通の意識なのかもしれません。

じゃあ実際どうすればいいのかと

まとめますが、優しさだけでは女性は落とせません。女性は相手の男性に魅力を感じて「この人良いな」と思った後、その人の優しい一面を見て恋に落ちます。優しさが先ではありません、自分自身の魅力や恋愛テクニックを磨く方が先です。

自然発生的な恋ではなく、意図的に女性を落とすのであれば、髪の毛や服装に気を使って女性の恋愛対象に入ったあと、「優しさ」を織り交ぜた会話で落とすのが定番です。これは、これまで読んできた優良恋愛教材の王道パターンでもあります。

会話はオラオラ系でも聞き上手系でもご自身のタイプに合っていればなんでも構わないかとは思うのですが、キーポイントとなるのが「その女性だけに向けられた愛情=優しさ」です。「TAV」や「モテ会話マスタープログラム」などでも解説していますので、お手持ちの方はもう一度見直してみてください。

●まとめ●
「優しい人が好き」は「好きになった人の優しさが好き」ということ。優しい人ではなく優しさがキーポイントとなるので、「好きになった人がタイプ」になる。結局、惚れさせた者勝ち。
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