女性からの脈ありメール・LINEの見分け方を、自分(=女性)の経験から書いてみる
「このLINEは脈ありですよね?」「メールでこんなやりとりしてるんですけど、これって好かれてますよね?」みたいな質問を、全く別の相談者様複数名から同時期にいただきました。
それぞれの方に同じスタンスでお答えしてきましたが、「そういえばブログ上で『メールとかLINEの脈あり判定』って書いたことなかったな」とようやく気付きましたので、ここでまとめておきます。
ちなみにですが、以下でまとめていく脈あり&脈無しのやりとりは、どれも「私自身が少なくとも一度は行なったことのある実例」です。
※この記事はあくまで「ありすの個人的な意見」ですので、全女性に通用するかどうかまでは保証できないことをご理解ください。
目次【この記事の内容】
脈無し判定
その1:既読が付かない・返事が来ない
ものすごく定番です。明らかに好意がありません。
ですが、この状態においても「なんで返事が来ないんでしょうか」とか「既読が付かなくて困ってます」といったご相談を受けることがあります。この状況でさえ悩む、ということは、男性側が女性側の心情を「本当はあなたのことが好きなのに、ついつい既読を付けるの忘れちゃうの。てへ☆」と読み違えているということだと思います。
率直に書きますが、既読が付かないとか返事が来ないといった状況が意味するものは「彼女はあなたとの関係を断ちたいと思っている」という現実です。
間違っても「本当はあなたのことが好きなのに、ついつい既読を付けるの忘れちゃうの。てへ☆」という状況ではありません。これは相手の女性にとって、あなたからくる連絡がかなりストレスになっている状態ですので、脈ありと判断する方が難しいです。
ちなみに、本当にメール無精な子もいるにはいますが、彼女たちは皆「好きな男性からの連絡には、異例ともいえるものすごい瞬発力で返事」をしますので、混同しないようにしましょう。
その2:1行コメント
返事は来るけど毎回返事が一行。という場合は脈無しです。上記同様、早めにやり取りを終わらせたいと思っています。
メールに比べて、LINEの場合は1行~数行になりやすいですが、この場合の見分け方は「そっけないかどうか」で判断します。例えば以下のような返信であれば、脈はほぼありません。
あなた:「昨日●●に行ったんだ」
彼女:「へー」・「そうなんだ」・「よかったね」等々
あなた:「○○ちゃんは休みの日何してるの?」
彼女:「買い物とかかな」・「仕事で疲れて寝てるよ」・「映画見たりしてる」等々
上記のやりとりを実際の会話に置き換えてみるとわかりますが、会話が続いていません。
本来、メールやLINE、会話といったコミュニケーションは「あなたと彼女と二人で行うもの」です。それにもかかわらず、あなた側ばかりが話題を提供したり、話を組み立てていかなくてはいけないなどという場合は「彼女側があなたとのやり取りを放棄している」ということですので、脈無し、という結論になります。
微妙判定
その1:相手の女性から返信が来る
「相手から返事も来ますし、脈ありですよね?」のようなご質問を頂くことが有りますが、正直「いやーそうとも限らないぞ」と思っています。
というのは相手の女性にとって、あなたが「メールを返さなくてはいけない相手」と判断されていた場合、義務感からの返信がされる場合が多々あるからです。
ここで言う「メールを返さなくてはいけない相手」とは、例えば
- 職場の上司・先輩・同僚
- 同じ学校の先輩・友達
- ご近所さん
等々の「オフラインでもつながりのある相手」のことです。
女性側からしてみれば、出会い系やSNSなどで男性と出会ってやり取りをしていても、まだ相手の男性と一度も会ったことが無い、という段階では、返信をしなければ自然消滅します。その後会うこともないからです。
逆に、相手の男性とオフラインでもつながっていた場合、女性は男性を無視をすることが出来ません。なぜなら、メール・LINEで無視をしても、その後実際に顔を合わせる機会のある相手ですので、相手と対面したときにかなり気まずくなることが容易に予想できるからです。
なので、オフラインでつながっている相手には、基本的に返信を心がけます。1行メールでも2行メールでも、とにかく返信します。
私自身、同じ職場の先輩から日記のような文面を毎日送られたことがありましたが「…これを無視したら、すっっっっっっっごく仕事しづらい…!」という意識が働き、マナーとしての数行メールをせっせと返信していました(※その後、メールで告白されましたが丁重にお断りさせていただきました)。
その2:可愛い絵文字だった
ハート系に反応してしまう男性の方は多いようです。女性が返信に付けてきたのがハートの絵文字だったとか、ハートのスタンプだったとか、そういった場合に「これって脈ありですよね!」のように鼻息が荒くなる方もいますが、「いやー、そうでもないですよ」とお返事しています。
そもそもなぜハートを付けるのかというと「ハートを付けると自分自身(=女性)がかわいく見えるから」です。女性がメイクや髪型を盛るのと同じで、文章そのものを可愛く見せるためにハートを付けています。
自分自身をよりよく魅せるためにメイクをし、より良く魅せるために服を選び、より良く魅せるために絵文字やスタンプを選びます。なので、基本的には相手に好意が有ろうとそれほどなかろうと「とりあえず可愛い絵文字・スタンプは付けます」
私自身、20歳そこそこの時はハートを多用していました。同性よりも異性に送るときにハートを多用していましたが、それは相手本人に対して好意を持っている、というよりも「こうすればかわいく見えるかな」くらいのゆるい気持ちから付けていたものでした。
例えばですが、同性ばかりの飲み会よりも合コンのほうが外見に気を使った…という経験があなたにも一度はあると思います。
男女問わず、異性を相手にしたときのほうが比較的「相手からより良く見られたい」という気持ちが増すものですので、自分自身を盛るためのアイテムを多用していくことになります。
女性においては、合コンの場合は服やメイクですが、メール・LINE上ではそれが「かわいい絵文字・スタンプ」で代用されます。
そんなわけなので、ハートマークが付いていたからと言って、相手の女性があなたに好意を持っている…とは言い切れない、というのが本当のところです。
その3:褒めてきた
「●●さんのそういうところ、すごく尊敬しています!」とか「△△が出来るのって素敵ですね」みたいな文章です。
「明らかに好意を見せてきている…!」と思いがちですが、実は「そうとも限らない」のが本当のところです。というのはこれ、なんとも思っていない相手であっても「マナーとして」私も使っていたことがあるからです。
「その1:相手の女性から返信が来る」でも書きましたが、あなたが相手の女性にとって「無視すると実生活で影響が出る相手」であった場合、相手の女性はあなたのことを無視したり、失礼な態度をとることが出来ません。
なので、相手からのメールに対して好意的に返信したり、褒めたり、と言ったことはよくやります。
例えばですが、あなたも上司(=無視すると実生活で影響が出る相手)との飲み会の席では、上司の発言に対して好意的な返答を心がけたり、尊敬している姿勢を見せたりするのではないでしょうか。
それと同じです。あなたがしていることと同じことを、女性もしています。
その4:長時間メール・LINEをしていた
「●時間メールしてました」とか「△日連続でLINEをした」という場合においても、上記同様、あなたが相手の女性にとって「無視すると実生活で影響が出る相手」であった場合は微妙判定になります。
相手の女性も楽しんでやり取りができていればよいのですが、そうでない場合はただストレスだけを与えていっていますので、いずれ爆発する可能性のほうが高いです。
相手の女性が楽しんでやり取りができているかどうかは、この記事の「脈あり判定」と「脈無し判定」それぞれを読み比べて、チェックしてみてください。
私自身、相手が自分にとって「無視すると実生活で影響が出る相手」であった場合、やり取りを無視することはありません。あまりに長時間・長期間だとストレスだけがたまるので、自分から何か理由を付けてやり取りを終わらせますが、無視することはありません。実生活で再会したときが非常に気まずくなるからです。
なので「やりとりの時間と好意は必ずしも比例しない」ということだけでも覚えておいてください。相手は義務感から返信している可能性も大いにあります(※当事者として経験済)。
脈あり判定
その1:相手から連絡が来る割合のほうが高い
定番ですが「やり取りをスタートさせることの多い側のほうが、好意も高い」です。
あなたと相手の女性、例えば毎日LINEをしていたとしても、毎回あなたからスタートさせているようであれば、相手からの好感度はあなたよりも低いものになっています。
逆に、女性の方からスタートすることが多いのであれば、恋愛感情かまでは断定できませんが、少なくとも「話しやすい」「話したい」という好印象をあなたに対して抱いています。
その2:予定を訊いてくる・決めてくる
「いつなら暇?」「△日はどうですか?」のように、具体的に日時を決めてくるアクションがあれば、脈ありです。
ちなみに脈無しの場合は「忙しいからまた連絡するね」「●日は先約があるのでごめんなさい(代替案無し)」のように、女性側が書き逃げしてフェイドアウトを狙います(※したことあります)。
また、女性とデートの約束を取り付ける場合、その場で断られることだけでは脈ありか脈無しかは判断できませんので、時期尚早に諦めるともったいないです。というのは、相手の女性が仕事に忙殺されているなどで、本当に忙しい場合もあるからです。
なので、見分け方としては「女性がそのデートに対して積極的な姿勢を見せているか」「代替案があるかどうか」といったものになります。
その3:あなた自身に対する質問が多い
「好みのタイプってどんな子ですか?」とか「休みの日何してますか?」とか、質問内容があなた自身に関することが多ければ、脈ありです。やはり女性側としては「あなたのことをもっとよく知りたい」と思うので、いろいろと質問してしまいます。
逆に、女性からあなたに対する質問が全くない・少ない状態では、女性のあなたに対する好感度はそれほど高くありません。そもそもあなたに対する興味が低いので、質問が出てこないのです。結果、相手の女性はあなたからのメッセージに対して「受け身の姿勢」で返信するだけ、というやりとりになります。
女性の方からあなた自身のことについて質問して来たり、女性の方から話題を提供して来たり、といった「女性の方からのアクションが多い」状態であれば、あなたともっとやり取りを続けたいということですので、脈ありという結論になります。
脈ありの場合は「女性側に、やり取りに参加する積極性」が見られます。これは、やりとりの時間で判断できるものではなく、やり取りそのものの「内容」で判断しますので、相手の女性の気持ちがわからなくなったときは参考にしてみてください。
※補足:
…と、記事を書き終えてふと思ったのですが、脈あり脈無し以前の問題として、あなた自身が「脈ありか無しかが気になってしまっている」という状態は「相手の女性とのやりとりが上手くいっていない」ということと同義だと思います。
やり取りが上手くいかない原因としては、過去に相手の女性に「地雷メール」を送っている可能性が高いので、恋愛メール大百科をお手持ちの方は、教材内の「メール具体例集」をもう一度、というかもう二・三度読み返したほうがいいです。この記事を読むよりも、10000000000倍は役立つことを保証します。本当に。