効果がこれから衰退する『LOVE CONTROL SECRET’S(アリアス)』をレビュー

前回の記事に引き続き、アリアスさん著の恋愛系情報商材『LOVE CONTROL SECRET’S ~ラブコントロールシークレッツ~』のレビューです。

前回は『LOVE CONTROL SECRET’S』の無料コンテンツ部分のレビューを行いましたが、今回は教材のメインとなる本編のレビューです。フォローメールは全73通+αとかなり多いので、解説は次回に分けます。

さて、本編部分を読み終わった感想を最初に書いておきますと、

  • 女性に説教するのが好きな男性向け
  • 相手から相当の信頼感と崇拝心を持たれていないと効果が薄い
  • 自分語りが結構多めなので、「昭和のオヤジ」「その他大勢」に見られやすい

という印象でした。

相手の話を聴かずに自分語りをする男性は「迷惑なオヤジ」であって、「紳士的なイケオジ」ではありません。高田純次さんでさえ、『説教・昔話・自慢話』は自戒しています。女性に対して自分語りをしたり、説教をすればモテるといった昭和の勘違い恋愛テクはこれからの未来においては衰退します。

なので、モテたいのであれば『LOVE CONTROL SECRET’S』は読まなくても支障なし。というのが私個人の意見です。

以下で詳細をレビューしてきます。

■前回の記事はこちら

アリアスさん著の恋愛系無料レポート『LOVE CONTROL』『LOVE CONTROL(アリアス)』は、「その他大勢」の男性になるためのノウハウ本
アリアスさんの恋愛系情報商材『LOVE CONTROL SECRETS』内の無料コンテンツ、『LOVE CONTROL』をレビューします。結論から言うと、 ...

--LOVE CONTROL SECRETS ~ラブコントロールシークレッツ~の公式ページ画像

『LOVE CONTROL SECRET’S』ってどんな教材?

『LOVE CONTROL SECRET’S』は、「相手との距離に応じた4種の会話を行うことで、女性から好意を勝ち取ることを目的とした、恋愛アプローチの解説教本」です。著者は恋愛コンサルタントのアリアスさんです。

正しい教材タイトルに関してですが、公式サイトや教材内、メルマガにおいて

  • 『LOVE CONTROL SECRETS
  • 『LOVE CONTROL SECRET’S
  • 『LOVE CONTROL SECRET

の3パターンを著者自身が使っていますので、どれでも正解のようです。

そんな教材の本編はPDFテキストで全256ページ。音声や動画はありません。無料コンテンツである『LOVE CONTROL』を読み終えたという前提で、話が進んでいきます。

アリアスさん著の恋愛系情報商材--LOVE CONTROL SECRETS ~ラブコントロールシークレッツ~の教材テキスト画像

また、自己分析用にPDFテキスト全11ページの書き込み式ワークシートも付いています。

アリアスさん著の恋愛系情報商材『--LOVE CONTROL SECRETS ~ラブコントロールシークレッツ~』のワークシート画像

本作『LOVE CONTROL SECRET’S』のテーマは『会話を通じて女性に恋心を抱かせる恋愛戦略』です。

無料コンテンツである『LOVE CONTROL』では、女性との距離間に応じて使い分ける『好感度別アプローチノウハウ』を使って、どのように距離を縮めていくかの解説がメインでした。『LOVE CONTROL』を関係構築の基礎として、さらにより深い恋愛関係を築く会話の組み立て方や戦略についてを解説しているのが本作『LOVE CONTROL SECRET’S』です。

教材の各章の見出しには、

  • 圧倒的な男の価値を女性に感じさせ女心を丸裸にするコントロールの真髄
  • 感情を揺り動かし本能的に女性を動かすシナリオ構成
  • 生涯唯一無二の男と確信させる真の恋愛感情を生み出す

といった言葉が並び、「あなたの価値を女性に理解させ、『この人しかいない!』という恋愛感情を生み出す」という解説がメインであることが分かります。

ですが、本作のテクニックを使って「あなたの価値を女性に理解させ」ようとすると、女性側としては非常に押しつけがましい印象を受けます。

よほど好かれていないと意見は受け入れられない

例えばですが、『LOVE CONTROL SECRETS』の公式販売ページには、販売ページにはこんな文章があります。

『LOVE CONTROL SECRETS』販売ページ文章

そのために僕がやっていたのは
「相手の価値感を受け入れながら
  自分の世界を表現をしていくこと。」
ただこれだけです。

教材で解説されている恋愛テクニックとは、これです。つまり、「女性の話を聴きながら、自分語りをすること」です。

これだけ聞くと「そんなに悪くないのでは?」と思うかもしれませんが、致命的です。なぜなら、しっかりとした信頼関係が構築できていない状態での自分語りは、全てマイナスの効果しか生み出さないためです。

無料コンテンツである『LOVE CONTROL』での信頼感構築は手薄である、と前回のレビューでお伝えしました。そのため、『LOVE CONTROL』程度の信頼感しか築いていないのに、求められてもいないアドバイスや自分語りをすることは、相手の女性にとって「早くこの話終わらないかな」という印象を与えることになります。

100歩譲って、『LOVE CONTROL』ではなく、恋愛の基礎部分において的確な解説を行っている『90日で告白を成功させる方法(小悪魔の告白術)』を身につけたうえで、『LOVE CONTROL SECRETS』を実践したとしても、かなり厳しいものがあります。

と言いますのは、『LOVE CONTROL SECRETS』では女性の話をきちんと掘り下げて聞かず、相手の女性のどんな話も自分語りのスパイスとして使ってしまうからです。

よくわからない人は自分に置き換えて考えてみてください。「顔見知り程度」の相手と雑談をしている時、相手があなたの話の表面だけ聴き、「俺にもそういうことあったよ、●●が××で▼▼でさー…。お前も、もっと■■してみたほうがいいよ」と「自分語り+上から目線のアドバイス」をしてきたら「…何様?」と違和感を抱くのではないでしょうか。

また、相手が信頼のおける相手であっても同様です。例えばあなたが仕事の愚痴をただ聴いてほしくて相手に話している時、相手が「俺も昔そんな経験したな…。■■だったのが△△でさ、すごく大変だったよ。お前もさ、〇〇って考えればいいんじゃない?」と、「自分語り+求めていないアドバイス」をしてきたら、愚痴を完全に吐きだせなかったことにモヤっとすると思います。

『LOVE CONTROL SECRETS』では、相手が3言ってきたことに対して10返してる印象に加え、求められていない言葉や、見当違いのアドバイスを行っています。

これは、S級会話教材『美女を落とすための会話術』の理論編:354ページにおいて「相手の女性を不快にさせる事」としてNGが出されている内容です。

私自身においても、「求めていないアドバイス」は不快です。

相手から陶酔されるぐらいの好意が必要

では、教材では信頼関係を軽視しているのかというと、そうでもありません。教材の随所において『信頼関係が大事』と述べられています。

それにもかかわらず、まだ信頼関係が初期の段階からこういった「自分語りと意見の押し付け」を行ってしまうのが致命的なのです。取りこぼしが多すぎます。そのため、あなたによほどの好意を抱いている女性でない限りは、引かれがちな恋愛テクニックです。

本作における恋愛の基礎であるはずの『LOVE CONTROL』の解説は、全く基礎としての役割を果たしておらず、土台としてはもろすぎます。家を建てる時、土台が強固であるのは必須条件です。新しく楽器を習得する時、基礎練習はその後の上達に影響します。

ですので、本作を完全に再現するためには、無料コンテンツである『LOVE CONTROL』の解説だけでは全く足りず、相手を陶酔させるぐらいの信頼関係が必要です。相手から「尊い…」と崇め奉られるぐらいの信頼関係があれば、アバタもエクボです。あなたのどんな自分語りも、アドバイスも、相手は喜んで聞いてくれます。

ですが、『LOVE CONTROL』および『LOVE CONTROL SECRETS』だけではそれほどの信頼関係の構築は極めて困難です。

既にあなたに対して相当の信頼感と好意を抱いている女性がいる場合においてのみ、本作は「普通の会話ツール」として利用できます。それ以外の場合、つまりこれから恋愛関係になりたいとか、より親密になりたいという距離の女性においてはほぼ効果が無いと言えます。

以下、女性としての一意見ではありますが、採点で評価してみます。

ありすが採点しました

価格は適切か?

1つ星半の評価 6/20点

高いです。
3万円近くのお金を支払って、この程度の内容ではコスパが悪すぎます。

同じ額を払うのであれば、

のほうが、かなりわかりやすいですし、女性目線でも解説が的確です。

また、フォローメール2回目において、

アリアスさん著『LOVE CONTROL SECRETS』メルマガ文面

まず、このメールに返信をもらっても
基本的には僕は返信はしないスタイルです。
もちろん、全部確認はします。
ま、だからといって・・・
100%返信しないわけでもないですが(笑)

といったメッセージが書かれていました。「メールサポートは9割の確率で来ない」と思ったほうが良いです。

販売広告は適切?

三つ星の評価 12/20点

4つのエピソードを話すだけで女性の恋愛感情が勝手に想起される技術

勝手に想起されませんでした。
相手からの相当な信頼感と崇拝心が必要です。

常識を超えた異質の恋愛論

「求められない限りアドバイスはしない」「自分語りはしない」といった、恋愛の常識を超えた、異質の会話をします。
この会話で私が抱く印象は「その他大勢」です。

このLOVE CONTROL SECRETSは、そんな程度のレベルのノウハウではなく
あなたは、ただ単にモテるのではなく女性と強固な信頼関係を構築しあなたの世界観に
ついてきてくれる人が沢山いるのです。

かなり難しいです。

そもそも、教材のテクニック程度の信頼感でこれだけの自分語りをしてこられた場合、かなり引きます。昭和のおじさんによくいる「自分語りが大好きな人」であると判断して、その後静かにフェイドアウトされるパターンです。個人的には、2017年頃の記事にいた、美術館で女性にうんちくを語る「ちょいワルジジ」と同じ人種であるとみなします。

また、あなたの世界観が相手の女性にとってベストである、という確率もかなり低いです。相手は数十年人生を重ねた生身の人間です。あなたの言葉一つで相手の世界観を変える、という「悪い意味での、思いあがった意識」は見抜かれやすいと心得ておいてください。

カウントダウンタイマーや2重価格表示、教材内容と違い過ぎる解説は無い点においては良いです。

非モテ男子でも再現可能なテクニックか?

二つ星評価 8/20点

かなり難しいです。
と言いますのは、非モテ男子の場合、相手との距離感がつかめずに自分語りをし過ぎてしまい玉砕する可能性があるためです。

また、本教材の実践においては会話力が必須です。雑談というレベルではなく、相手の女性との距離を正確に読み、その距離間に応じた発言を正確に選び、相手の女性が3話したら10話すぐらいの饒舌さが必要となります。

ちなみに、相手が3話したら10話す、というテクニックを使ってモテるという保証は全くできません。

応用可能な力が身に付くか

二つ星評価 8/20点

こちらも厳しいです。そもそも基礎であるはずの『LOVE CONTROL』が基礎としてはガタガタですので、その上に立つ『LOVE CONTROL SECRET’S』は理論として穴が多いです。

教材自体かなり説明不足ですので、この教材で効果が出た、という方は「1を聞いたら100を知る」ことが出来た方超優秀な方々なのだと思っています。

目次もページ番号が合っておらず、一部の解説においては的確なのにもかかわらず、続く解説が見当違いだったりするので地雷が多すぎます。

女性がされて嬉しいテクニックか

2つ星評価 8/20点

一個人としての感想です。「全く嬉しくありません」

教材には、

印象からはいっていきどんどん仲を深めていき、あなたの価値観を知っていき・・・あなたを好きになるのです。

とあります。だから価値観をみせつけろ、という発想になるのだと思いますが、根本的に間違っています。

あなたが信頼できる人だから、人として魅力的だから、もっと知りたいと思うのです。
この時の「知りたい」とは、女性側の自主的な「知りたい」という欲求であって、あなたが女性に一方的に押し付ける「知らされること」ではないのです。本人が求めていない価値観の押し付けは、嫌悪でしかありません。

特に、会話例は「悪い例」を見ているようでした。モテさせないようにわざと書いているのか…???? と3度見したほどです。

この教材のテクニックで惚れる場合を、自分に置き換えて考えてみたところ、相手が自分の「神」と言える存在であれば、聞き入れるかもしれません。「ちょっと好き」とかではなく、「全身全霊でこの人のことが好き」と女性から言われるレベルでないと困難です。

ネタバレになるのでものすごくざっくりと例をあげますと、例えば著者は「夜中に電話がかかってきて頼られること」を「うれしいこと」として相手の女性に話す、というテクニックを解説しています。この時相手の女性はあなたの言葉を受け入れて「そうか、夜中に電話されることは嬉しい事なんだ」と世界観が変わる…そうですがそんなことありません。普通に迷惑です。

こういった言葉であっさりと価値観が変わるのは、普通の信頼関係ではかなり困難です。あなたのどんな言葉でも受け入れてしまう、信者のような女性でないと、効果が無いと判断しました。

結論!ありすの評価は?

残念教材のロゴ 42/100点

教材全体がイマイチ、というわけではありません。教材全体の2/3はイマイチですが、1/3は「そうそう」と同意できる内容もあります。

ですが、本教材では教材を実践する上での超必須要素である『信頼感の構築』が手薄すぎます。その部分が手薄なので、その延長線上にある恋愛テクニックはことごとく「空振り」に終わってしまうのです。

例えばですが、あなたの会社に営業マンが来たとして、相手が自分の感情をあなたにぶつけてきて「お前の会社の理論は間違っている」とか「こういうやり方もあるだろう?」などと言って来たら「何様?」と思うのが一般的ではないでしょうか。

営業とプレゼン、そして恋愛で相手に自分を知ってもらうことには共通点があります。複数の恋愛教材で詳細に解説されていますのでザックリと書きますが、これらで大事なのはまず「世間話で警戒心を解き、信頼感を得る事」です。相手の話を聴き、相手の背景や事情、心情を淡々と傾聴することです。そして、相手のちょっとした発言に本心が現れますので、そこを深堀することで心の距離を縮めます。

心の距離を縮めるために必要なことは、あなたの情熱を「ぶつける」ことではありません。それはあなたに対して相当の信頼感が無いと意味がないのです。

教材では「自分自身を自己分析して、あなたの世界観を相手の女性に知ってもらおう」というスタンスですが、正直「相手の女性を分析して、相手の女性の世界観を理解しようと傾聴する」方が100倍は好感を抱きます。

この、「相手の女性の世界観を理解する」ことを女性目線で見ても的確過ぎる解説を行っているのが、『美女を落とすための会話術』です。

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『LOVE CONTROL SECRET’S』と『美女を落とすための会話術』の両方をお持ちの方は読み比べてみていただきたいのですが、真逆のアプローチを行っています。

あなたは、「自分語りをする相手」と「あなたの話を聴いてくれる相手」のどちらに信頼を抱きますか? おそらく「話を聴いてくれる相手」ではないでしょうか。私も、あなたと同じ意見です。

相手の話を表面だけ聞いて自分語りをするテクニックと、相手の話を親身になって聴くテクニック。これからの時代において衰退するのは『LOVE CONTROL SECRET’S』のような、昭和のおじさんたちが行う自分語りのテクニックです。異性にも同性にもモテる男性は、「相手の話を聴く」のです。正しいテクニックを身につけて、モテていきましょう。

●まとめ●
『LOVE CONTROL SECRETS』は昭和のおやじを彷彿とさせる「自分語りテクニック」なので読まなくてよし。

これから必要となるのは「相手の女性の話を聴く」というスキルです。

勝手に恋心を抱かれる聴き方を学ぶ:『美女を落とすための会話術』のレビューを読んでみる

※残念教材のため、「モテ道」からはリンクしておりません。

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