【女性側の本音】バレンタインチョコを告白付きでもらう方法

街のあちこちでバレンタインのディスプレイを見かける季節になるたびに、「これ、チョコよりも告白が欲しい男性の方が多いんだろうな」と思っています(合ってます?)。

私自身、バレンタインに告白付きのチョコを渡した経験があるので、今回は「何をどうすれば告白付きのチョコが手渡されるのか」について、女性側からの本音を書いてみようと思います。

※この記事はあくまで「ありすの個人的な意見」ですので、全女性の共通認識かどうかまでは保証できないことをご理解ください。
※※ちなみに、以下に述べるチョコに関しては
全て私自身が実際に贈ったことのあるチョコです。

バレンタインチョコには5種類ある

これまで様々な男性に様々な意味合いのチョコを渡してきました。私の経験上、女性が渡すチョコは大きく分けて以下の5タイプがあります。

  • 1:義務チョコ・告白無し
  • 2-1:義理チョコ・告白無し
  • 2-2:義理チョコ・告白あり
  • 3-1:本命チョコ・告白無し
  • 3-2:本命チョコ・告白あり

それぞれの特徴についてまとめてみましたので、参考ください。

1:義務チョコ・告白無し

義理ではありません。義務です。これは、

  • 職場の顔見知りの男性
  • 同じサークルの知人
  • その他、自分が属する団体にいるよく知らない男性

に対して渡すお歳暮的なチョコです。

職場で女性社員が男性社員にあげなきゃいけないとか、サークルの伝統で毎年女子が男子にチョコを手作りするだとか、女性自身の意志とは関係なく、その団体の中でバレンタインチョコを贈ることが義務とされている場合です。

義務ですので、当然ですがそこに恋愛感情はありません。恋愛感情どころか、友人としての気持ちすらない場合もあります(せいぜい顔見知り程度)。「バレンタインだから渡さなきゃ」とか「みんながやってるから私も手作りしなきゃ」という義務感のみが存在します。義務として渡し、義務として受け取られ、義務としてお返しがされる、という誰得なのかが全く分からない謎の慣習です。

チョコを手作り(※基本的に、溶かして成形するだけ)しながら「これ、嬉しいって思う人いるのか?」と何度も頭をひねったことがあります。

一度吹っ切れて、どうせやるなら、と手の掛かるマカロンだかなんだかを作ったこともありましたが、そういったこまごましたものは作ったあとに「コレ、買ったほうが楽だし早かった…」と後悔するものだと知りました。

女性からは「忙しいのにめんどくさい」、男性からは「お返しが大変」と苦情がささやかれているにも関わらず、やめる人がいないので継続されているイベントです。長年続いてきたイベントをやめる手間の方が面倒くさいんでしょう。

私自身は学生時代にも会社員時代にもこれを経験したことがあるので、世間的にはあまり珍しい事ではないのかもしれません。

そんなわけで、義務チョコの見分け方は

  • みんなと同じもの
  • こじんまりしたチョコが、小さくラッピングされて一斉に配られる
  • そもそも相手の女性をよく知らない

という場合はこの義務チョコである可能性が高いです。

2-1:義理チョコ・告白無し

義務よりもワンランクアップ、義理チョコの告白無しバージョンです。渡す対象となるのは、

  • お世話になっている人
  • 仲の良い男友達

です。

義務チョコは手作りのものか市販品をどっさり用意して同じものを大量投下しますが、義理チョコは贈る相手を思い浮かべながらひとつひとつ選びます(※あくまで私の場合です)。

サークルや会社などで「女性みんなであげる」という慣習がある場合はそれに埋没してしまうこともたまにあります。ただ、基本的に義理チョコは「お世話になっている人」や「仲の良い人」に渡すものなので、女性側としては「他の人と同じものではなく、ちょっといいものをあげたいな」と思っています。なので、義務チョコとは別に義理チョコを用意してたりします。

というより、普段お世話になっていたり、仲が良かったり、という近い距離にいるので、むしろ渡さないほうが気まずいです。ちなみに相手が甘党でない場合は、ビターチョコとかお酒とか、その相手に合ったものを選びます。

義理チョコの見分け方は、

  • 有名ブランドチョコ(例:ピエール・マルコリーニとかゴディバとかデルレイとか)
  • 良いものを少しだけ
  • 恋愛関係ではないけれど、仲が良い

という場合がこれに該当します。

2-2:義理チョコ・告白あり

で、上記に「告白」がプラスされた場合がこのパターンです。義理なのに告白?? と思われるかもしれませんが、このあたりの私の感覚を書いてみます(※くどいようですが、あくまで私の場合です)。

まず大前提として、相手の男性にはそれほど深い恋心は抱いていません。ただ、「付き合ったら楽しそうだな」とか「試しに付き合ってみようかな」とか割と軽い感じで好意を抱いている場合、チョコと一緒に「●●さんのこと好きですよー」とにこやかに伝え、軽くジャブを打ちます。

で、この時相手が好反応ならそのままご飯に行き、その時の会話の結果次第では試しに付き合ってみたりします。それほど反応が良くなければ、即座に「人として尊敬してます」と、こちらもにこやかに伝えて、引きます(気まずくなってその後の関係に影響が出ても困るので)。

私にとって「付き合う」とは、相手をよりよく知る手段です。まず付き合ってみないと合うか合わないかわからないので、「いいな」と思った人にはとりあえずアプローチを掛けてみます。「義理」だけど「告白」が付くのは、こういった場合です。

見分け方は、上記「2-1:義理チョコ・告白無し」の見分け方に加えて

  • 告白がある

これだけです。

3-1:本命チョコ・告白無し

毎年一人にしか贈らない、本命チョコです。「本命だけど告白無し」の対象となるのは、

  • とにかく好き
  • だけど、事情があって付き合えない男性

です。

本命なのに告白しない(できない)のは、好きで好きでしょうがないけど相手が既婚だったとか、高嶺の花すぎて告白できないとか、何らかの事情があって告白が出来ない場合です。見分け方は、

  • 有名ブランドチョコ
  • 相手と自分との間に何らかの障壁がある
  • アプローチは相手の女性からのほうが多い

です。

本命に手作りチョコを贈る女性もいますが、私に関して言えば、本命に手作りチョコは贈りません。なぜなら、付き合ってもいないのに、手作りチョコは重いからです。手編みのマフラーとか手編みのセーターくらい重いです。

明らかに義務とか義理とかだとわかる手作りチョコなら気軽に渡せますが、「想いが入りすぎた一品」は渡す側も受け取る側もただただ重いだけです。なので、基本的に本命には良質の既製品を贈ります。

3-2:本命チョコ・告白あり

私自身、本命チョコを贈って告白して、付き合った経験があります。何かの参考になるかもしれませんので書いておきますが、渡す対象となるのは、

  • とにかく好き
  • 気軽に食事に行けるくらい仲がよい男性

です。

あまり仲良くないとか、それ以前に相手のことをよく知らないとか、そういった場合は該当しません。あくまで私の場合ですが、バレンタイン前までに充分に相手との距離を縮めておいて「告白したら付き合えるだろうな」と思った場合のみ、自分から告白します。

この時に贈るチョコも良質の既製品です。付き合ったら手作りチョコにしますが、付き合うまでは市販のチョコを贈ります。

どうすれば告白付き本命チョコがもらえるのか

で、何をどうすれば告白付きの本命チョコがもらえるのか、という話になりますが、これは当然ですが相手の女性をあなたに充分惚れさせておく必要があります。つまり、バレンタイン当日に「誰かチョコくれるかな」とただ待つのではなく、しっかりと事前準備をしておくこと、という話です。

本命でなくてもチョコが欲しいのなら、バレンタイン前までに相手の女性と充分に仲良くなる・または恩を売っておき、「義理チョコ」ポジションを狙う戦略もあります。

どちらの場合にしても重要なのは「相手の女性との距離感」です。私自身「告白したらもしかしたら付き合えるかもしれない」という距離まで縮まった男性にしか告白はしないので、相手とどれだけ仲良くなれるかが成功を分けます。

と、こう書くとごくごく当たり前のことなのですが、なぜかこの当たり前のことを見失なっている男性は多いです。相手の女性からのチョコを期待してただ待つ前に、距離は十分に縮めましたか? あなた自身の男としての魅力は十分に高めましたか? って話なんです。

バレンタイン当日に見知らぬ女性から告白付きでチョコを渡された、という奇跡はあなたが相当のイケメンでない限り無いと思ってください。空から女の子が降ってくるのをただ待つのではなく、欲しいものは自分の手で捕りに行ってください。花は種を撒かないと咲かないんです。

「仲良くなる方法がわからない」「好かれる方法がわからない」という方はまず会話教材です。「モテ会話マスタープログラム」なり「ガールズマインドハッカー」なりを読み返して、ひとつひとつ実践するところから始めましょう。

で、この時まちがっても「この一言で女性が惚れる!」とか「▼▼さえ行えば女性はあなたのものに」とか、そんな甘いキャッチコピーにつられて怪しい教材に手を出さないでください。「この一言で女性が惚れる!」なんて魔法のようなセリフは存在しません。一歩一歩、着実に距離を縮めていくことが、最短かつ確実なルートなのです。

●まとめ●
バレンタインに告白付きでチョコをもらうなら、確実なルートで相手の女性を惚れさせておくなどして事前準備を行うこと。焦って怪しいノウハウやら教材に手を出すのはNG。
ただチョコが欲しいだけなら、バレンタイン前に恩を売っておくことで、お礼の意味での義理チョコがもらえます。
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