「人を笑わせる会話術(木多崇将)」が高額で驚いたのでレビュー

会話コンサルタント:木多崇将さんの「人を笑わせる会話術」という教材のレビュー依頼を頂きましたので、レビューしていきます。

なお、本教材は厳密にいうと恋愛テクニック教材ではありません。ですが、教材評価基準にもあるように、「モテ道」でレビューする教材は全て、女性や恋愛に効くのかという立ち位置からのレビューですので、その点ご理解ください。
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「人を笑わせる会話術」って何?

「人を笑わせる会話術」とは、27個の笑いのパターンを使うことで、誰もが自由自在に人を笑わせる事が出来るようになるという、その名の通り「人を笑わせることに特化した、会話テクニック教材」です。

著者はロングセラー「人に好かれる会話術」「孤独にならないための友達の作り方」でおなじみの木多崇将さん。「人を笑わせる会話術」で解説している27個の笑いのパターンは、木多さんが発見したそうです。

教材は全3章構成で、1章ではマインドを、2章では27パターンの笑いのテクニックを、3章では面白い話のトークテクニックを、それぞれ解説しています。

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販売ページによると、教材の特徴としては、

  • 27個の笑いのパターンに沿って言葉を発すれば、人を笑わせられることが可能になる
  • 一般人でも「すべらない話」の芸人と同じように、すべらない話ができるようになる
  • 人に「笑われる」のではなく「笑わせる」会話ができるようになる
  • 下ネタを使わなくても笑いを引き出せる

という効果が期待できるという触れ込みです。

実際どうなのかというと、販売ページには

極端に言えば、10歳の子供であっても、80歳のお年寄りであっても、使うことができるノウハウしか掲載していない。

と書かれていますが、ちょっと言いすぎじゃないかと感じました。

10歳の子供が使ってきた場合、「マセてるなあ…」と若干の違和感を感じるくらいにとどまりますが、80歳のお年寄りがこのノウハウを使う場合はテンション高めでかなり元気じゃないと厳しい気がします。

どんなノウハウなの? というと、販売ページで著者自ら27パターンのうちの一つをネタバレしていますので、見てみましょう↓ 

「私の彼は柔道三段!優しさも三段!」
「お前の長所は足が速いこと。短所は手が早いこと!」
「俺は泳ぎがうまいから絶対におぼれない。もちろん女にもおぼれないぜ!」

さて、こういった会話を80歳が問題なく使えるでしょうか?

80歳で元気な方(黒柳徹子さんとか)だと違和感ないかもしれませんが、あなたの身近にいる80歳の方がこのセリフを使ってきた場合、どうですか? スムーズに使えそうですか?

また、教材タイトルこそ「会話術」としていますが、27パターンの中には会話以外の笑いのパターンも入っています。詳細はネタバレになるので書けませんので、イメージだけお伝えしますと「面白い顔をして笑わせる」「やたらオーバーアクションをしてみる」といった、会話不要の笑いのパターンになります。

そして、まず理解しておくことは、この教材は相手を笑わせることを目的としていますので、恋愛における会話術を解説しているわけではないということです。

「会話で相手を笑わせたい」と願う人には良いのかもしれませんが、「この教材で女性を笑わせて、惚れさせよう」と思う人には向きません。

あくまで笑いに関するテクニック教材ですので、女性を惚れさせる「モテ会話マスタープログラム」「ガールズマインドハッカー」のアクセントとして使用するにとどめてください。

本教材「人を笑わせる会話術」を恋愛における会話のメインとして使ってしまうと、女性から「面白い人だな~」と思われて、恋愛に発展しないことも予想されますので、その点お気を付け下さい。

笑いの超基本事項を教えてくれるノウハウです

この27項目が示すテクニックでどの程度笑えるのかというと、各テクニックによって違いはありますが、全体的に大爆笑というより「クスッ」と笑える感じでした。

例えば空気が重くなったときに教材内の一部テクニックを使うと、あなたの一言で相手が笑い、空気が緩和する…といった印象を受けました。

2章では上記のように、空気を緩和する笑いを基礎テクニックとして学び、続く第3章では「すべらない話」で話されているような、相手を大爆笑させる会話の組み立て方を学んでいきます。

ちなみに、教材では27個の笑いのパターンを教えてくれますが、それぞれが相互関係や順序を持っているわけではありません。一つ一つが独立した状態で27個並べられていますので、使用するパターンや、相手とあなたとの関係、またあなたの明るさのレベルによって、効果は異なってきます。

例えば、あなたが学校や職場で「大人しい人」として認識されていた場合、いきなり上記の

「私の彼は柔道三段!優しさも三段!」
「お前の長所は足が速いこと。短所は手が早いこと!」
「俺は泳ぎがうまいから絶対におぼれない。もちろん女にもおぼれないぜ!」

と言った会話を使って笑いを得られるかといったら、やや厳しいものがあるかと思います。

もちろん、使い続けることで「この人、実は面白い人なのかも?」と周囲の評価が変わってくる場合もありますので、笑いが取れるまで実践し続けていく必要があります。

また、各パターンにおいて「初対面の相手でもこれなら受け入れられる」「初対面だと引くけど、仲良くなってからならOK」のように、相手との新密度によっても使えるパターンは変わってくると個人的に感じたのですが、各パターンの解説ではそういった説明があまり見当たりませんでした。

ですので、この教材で解説されているノウハウを基本として、どのパターンがどの新密度で使えるのか、どういったテンション・言い方で使うのかは、実際に試してみながら自分で覚えていくしかありません。

これら笑いのパターンに沿って言葉を発すれば人を笑わせる事が可能!

とのことですが、教材が教えてくれるのは笑いの超基本事項のみですので、いつ・どこで・どのように使うべきなのかは、やはり場数を踏んで自分で勘を掴んでいく必要があると感じました。

「ウケる技術(水野敬也)」と重複しています

そして、教材価格の29700円はどう考えても高すぎです。なぜなら、本教材で解説されている27項目のうち20項目が新潮文庫のウケる技術 と重複しているからです。

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残りの7項目に関しても、後藤孝規さんや出水聡さんといった恋愛界の大御所が他教材内で提唱しているものや、個人的に「ちょっと笑えないな…」と思う内容などが書かれていました。

「ウケる技術」には40項目のウケる技術+8項目のメールでウケる技術が書かれています。ですので、こちらの本をお持ちの場合は「人を笑わせる会話術」を購入する理由はあまりないように思います(というか、買うとカブり具合にびっくりすると思います)。

ただ、両教材の著者間でトラブルが発生してないことを見ると、パクリとかそういうものではないように思います。どちらかというと「笑いのパターンを徹底的に分析すると、どうしても最終的にこのパターンにしかならない」というのが現実な気がします。

また「人を笑わせる会話術」では、第2章で解説している27項目の他に、第3章で「面白い話をする話し方」についても解説していますが、第3章の内容は販売ページにもあるように、

「すべらない話に出演している芸人のような面白い話をする方法」

ですので、「すべらない話 構造」とか「すべらない話 分析」あたりの単語でググれば、ほぼ同じような見解のページが見つかります。

そんな理由で、27項目が解説されている「人を笑わせる会話術」に3万円支払うなら、48項目が解説されている「ウケる技術」に500円払った方が良いんじゃないかというのが個人的な意見です。

では、点数で評価していきたいと思います。

ありすが採点してみました

価格は適切?

8/20点

1年間のサポートと返金保証があることを考えても、この価格は高すぎです。

そもそも「人を笑わせる会話術」があちこちのレビューサイトで高評価で取り上げられていて、なおかつ高額な理由は、この教材が「広告費」にお金をかけているからです。ブランドの時計や化粧品が高額な理由と同じです。

このあたりの裏事情は教材内容と直接関係がないので省略しますが(知りたい方はメール頂ければ解説します)、読みやすくわかりやすい教材なので、もっと低価格で販売してほしかった感はあります。

販売広告は適切?

16/20点

「27個の笑いのパターンに沿って言葉を発すれば…」とありますが、厳密には「会話以外」の笑わせるパターンも含まれています。

それ以外は、景品表示法違反などは特に見当たらない、ほぼ適切な販売広告です。

非モテ男子でも再現可能なテクニックか?

16/20点

再現可能です。実際にウケるかどうかは断言できませんが、難しいことは言っていません。

前出の「ウケる技術」よりも、非常に丁寧にわかりやすく解説していますので、笑いのパターンが本っっっっ当にわからないという方は、「人を笑わせる会話術」の方が良いかもしれません(高額ですが)。

応用可能な力が身に付くか

14/20点

この教材では、笑いの基礎パターンをかなり丁寧に、かなりわかりやすく解説しています。

私がこの教材を読んだのは、やや理解困難な「藤村勇気の恋愛総合教材」を読んだ後でしたので、あまりのわかりやすさに安心したほどです。

これら基礎パターンを理解し、身に付けることで、おそらく「人を笑わせること・楽しませることって楽しい」「もっと人を笑顔にさせたい」というやる気が出てくると思われます。

ですので、あれこれ実践を重ねていくことで応用力も自然と身に付いていきやすい教材です。

女性がされて嬉しいテクニックか

10/20点

※当ブログでは、恋愛テクニックとして採点します。
第3章では、「すべらない話」が出来るようになるためのノウハウが解説されていますが、すべらない話ができることとモテることはあまり関係しないように思います。

なんというか…笑わされているだけだと落ち着いて会話が出来ないのです。個人的な意見ですが、お笑い芸人が使うようなネタで終始笑わされるのではなく、好きな人とは親密な落ち着いた会話もしたいと思います。

上でも述べましたが、この教材のテクニックはあくまでアクセントです。決してメインで使うべきではありません。女性を惚れさせたいのであれば、笑わせる教材ではなく惚れさせる教材を選んでください。

ありすの総評:人を笑わせるための基礎パターンが知りたい人へ

64/100点

人を笑わせるテクニック教材としてはA級、恋愛教材としてはC級です。

27の笑いのパターンを読んだ印象としては、「ちょっと気まずいな」とか「緊張するな」とか、そういった状況でも相手の笑顔を引き出し、その場の空気を緩和させていくテクニックが解説されていると感じました。大爆笑というより、お互いの緊張状態をほぐす笑顔・相手と打ち解ける笑顔、といった印象です。

マインド面や学習手順、また笑顔を引き出すテクニックの一部では、私が読んでも「いいな」と思う部分があったり、また「ウケる技術」よりも丁寧に解説している点などがあったりと、内容としては悪くない教材だと思いました。

ですが、

  • 「ウケる技術」と大部分が重複しているので、わざわざ高額のこの教材を買う理由はあまりない気がする
  • 恋愛テクニックとして判断してみると、アクセントの意味合いしか見いだせない

という理由のため、この評価にとどまりました。

人を笑わせて「友人として」仲良くなりたいのなら買いですが、「恋人として」仲良くなりたいのなら、素直に恋愛教材を選んだ方が効率的です。

というのは、(個人的意見で恐縮ですが)この教材のテクニックであなたが私を笑わせてきた場合、私はあなたを「面白い人」と認識はしますが、そこから恋心を抱くレベルまで発展させるには、全く別の「異性を感じさせる」アプローチが必要だからです。

そんな理由で、女性を楽しませて惚れさせる会話が知りたいのなら「モテ会話マスタープログラム」、女性を楽しませて依存させる会話が知りたいのなら「ガールズマインドハッカー」というのが現時点での私の見解です。

■参考記事:
>>ガールズマインドハッカー」と「モテ会話マスタープログラム」結局どっちがオススメ?

●まとめ●
27個の笑いのパターンのうち、20個が「ウケる技術 」に収録されています。
48項目のウケる技術を500円で買うか、残り7項目+すべらない話のテクニックを3万円で買うか、よく自分と相談してみましょう。

※C級のため、当ブログからの購入リンクは貼っておりません。

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